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1.墓石材質
墓石に使われる石材は、硬く、火や風に強く、短年月で変質・変色するものは使いません。一般的に使われている石材は、御影石(花崗岩)、黒御影石(ハンレイ岩)、安山岩、閃緑岩などがあります。現在新たにつくられる墓石は、ほとんどが御影石(花崗岩)となっています。すでに墓地(霊園)にある古い墓石の中には安山岩のものもたくさんありますが、加工技術が進んだ今日では、安山岩より硬く、より風化に強く光沢も美しい御影石(花崗岩)が主力となっています。
色としては、白色系、黒色系、青色系、赤色系、緑色系、灰色系など色々ですが、濃色系の方が比較的硬質です。現在使われている石材は、国産は少なく約80%を輸入に頼っています。
ポイント
墓石の品質
良い石の条件として、硬度が高いことがあげられます。硬度が高い石は、磨くと光沢がでてツヤもちも良いです。石は水を吸う性質がありますが、水を吸いにくい石は風化にも強い石です。また、キズが無くキメが細かい石が良い石の条件としてあげられます。キズやムラがあると風化の原因にもなりますし、軟らかすぎる石は劣化しやすくなります。
見た目で分かるポイントとして、磨いた時のツヤは十分に出ているか、初めからキズは無いか、石の粒子は細かく均一か、色が変にムラになっていないかなどよくチェックして下さい。長年経って分かることについては、石材店に頼んで同じ墓地内にある同じ材質の墓石を見て回ることです。輸入されている石でも最低十年以上が経ち、それでも変わってないことが立証されてる石材が良いわけです。磨いたツヤが落ちていないかよくチェックして下さい。
石の色について
墓石の色は地方により人気に違いがあります。一般的に関東より東では黒色系が、関西より西では白色系、青色系が好まれています。色による吉凶を言う人もたまにいるようですが、これも俗説によるもので今日では、問題にされませんのでご安心下さい。
墓石の色の選択は家族や親族で話あって判断しても大丈夫です。ある色系統の石材はひび割れしやすいなどということはありませんし、墓石として格別おかしいような色合いのものを石材店が扱っていることもあまり無いからです。
墓地(霊園)で現物を見る
石材を決めるには、まず石材店でサンプルを見た後で、実際に墓地(霊園)で現物を色々見てみることです。石材店でサンプルを見てもいわゆる感じしか分かりませんし、その石材でできた墓石が置いてあったとしても、野外の墓地で現実に何年も雨風にさらされたものとは異なります。その結果どういう状態になるのか、つまりいつまでも当初の輝きを失っていないかも確認できるのでとてもよい見本です。
2.墓石の価格
墓石は産地、等級などにより価格にかなり差があります。等級には1級、2級、3級などがあり石材によっては特級などもあります。国産で最も高価といわれる庵治石細目特上は、竿石だけで数百万円もします。しかし庵治石でも低価格の石は数十万円程度で求められます。
石材は、基本的には耐久性にとみ、磨くと光沢の出るものが高価ですが、品質だけで決まるものではありません。希少価値のある石、一つの原石から少ししか墓石ができない石は高額です。墓石の基本は、何といっても耐久性です。キズやムラがなく、均一で硬度が高く、キメが細かくて水を吸いにくい石がベストとされます。最近では外国産特に、中国産が多くなっていますが品質的に国産に劣らないものもあります。価格が安いのは、国産に希少価値があるからです。尚、墓石の価格は石の金額だけではありません。文字や家紋などの字彫費や塔婆立、墓誌など付属品、特殊な彫刻を施す場合はその費用などの加工費から据付する施行費までの費用が含まれます。
ポイント
石材の等級
同じ石材でも等級がありますので同じ石でも価格の安さで決めてしまい、後日変質・変色してしまっては後悔してしまいます。後悔しない為にも価格にまどらわされず良い品質のものを選びたいものです。品質には、特級、1級、2級、3級などがありますが、特級品はキズやムラが全く無く墓石製作に適した最高のもの、1級品はキズやムラが全く無く墓石製作に適したもの、2級品はキズやムラがあまり目立たなく墓石製作できるもの、3級品はキズやムラが目に見えて墓石製作にあまり適さないものです。一部の業者では、3級品を安く買い占めて安く販売しているなどと聞きますのでよく見極めて良い墓石を選びましょう。
3.石材店選び
石材店は墓石を建てるだけの店ではありません。お墓を建てた後、長年にわたってお墓のメンテナンスを行ってもらうわけですから、石材店選びは慎重に行わなければなりません。石材店の中には、石を売ることには熱心で、後々の面倒をみてくれないところもありますのでそのような石材店は避けるようにしましょう。一番大切なことは、石を熟知している石材店を選ぶことです。墓石は何十年、何百年後の状態を予測できなければなりません。その為には、石材に関する豊富な知識がある石材店が安心です。近年では輸入石材が増加していますので、墓石として長期間使用する場合、墓地(霊園)の気候、風土に適した石を選ばなければなりませんので、その為にも石材に熟知している石材店を選びましょう。
ポイント
対応や説明に誠意がある
お客様の質問に親身になって対応してくれる石材店が良いでしょう。石材に関する豊富な知識がある石材店ならば、予算に合わせた最良の石材のアドバイスをしてくれるはずです。
料金体系が明瞭
正確な見積書を提示し細かく費用等の金額表示がされていて、後日追加料金を請求される事や、その工事は料金に含まれておりません等のトラブルが無いよう注意して確認しましょう。
アフターサービス、メンテナンスを十分してくれる
石材店との関係はお墓を建てた後、永代に続くわけです。アフターサービス、メンテナンスを適正な価格で行ってくれるか、戒名(法名)追加費用や納骨立会費用など相場より高くなっていないかを確認しましょう。また、後日万が一不具合が生じた場合保証してもらえるのかは、重要ですので絶対にチェックしておきましょう。
一つの石だけを無理に勧めない
お勧めの石だと言って予算以上の石を勧めたり、一つの石だけを無理に勧めるなどは利益率の高い石を売りつける利益重視の石材店と言って間違えないでしょう。お客様の予算に合ったものを何種類もの中から選んでくれる石材店を選びましょう。
寺院(住職)と信頼関係がある
お寺の住職は今までの石材店の仕事などを見ております。住職の信頼している石材店は安心できると思いますので、お寺で石材店の情報を聞いてみるのもよいでしょう。
以上、墓地・墓石選びのチェックポイントを参考に良い墓地・墓石を選んで頂ければ幸いです。もう少しお尋ねになりたいことがあればご遠慮なくお問い合わせ下さい。 |
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